浅草といえばドジョウかな。
でもこの日は次の用事があるので、短時間で食べられるもの…
そうだ、たまには天丼でも食べよう。
と、入ったお店は伝法院通り沿いにある大黒屋。
創業は明治20年、私ですら何となく名前を記憶している程の老舗ですね。
普段が混んでいるのかどうか知りませんけど、行った時は1階も2テーブル空席、2階の座敷もかなり空いているようでした。
普通の天丼を注文して10分程。出てきたのがこれ。
有名店なので、知っている人は何も驚かないんでしょうけどね。
私は初なので少々ビックリ。
真っ黒だし、どれが何の天ぷらかわからないじゃないですか。
真っ黒なタレ、若干甘めです。
一口目は、ちょっとしつこいかな、食べ切れるかなと不安になりますけど…
胡麻油の香ばしさのおかげで、夏の暑さのなかでも意外に箸が進むんです。
かき揚げはエビが美味、デッカいエビ天も風味が増しているので、この味付けはエビの味を活かすためなんだろうと理解しました。
濃厚なタレがまた白いご飯によく合うんですよね。
まるでソースご飯を食べているような…
あれっ、このまま書き進めると、天丼の紹介している文章じゃなくなりそう。
そうか。
天丼というと、普通の天ぷらがご飯の上に乗っているものを思い浮かべますけど、これはまた別物なんだなと。
老舗の料理には失礼ながらも、この味はB級グルメの雰囲気プンプン。
まぁご当地の名物料理なので、B級っぽい方がむしろいいんでしょうね。
また食べたいかと問われると微妙な気もしますけど、一生のうちに一度は食べておくべきものであることは間違いないと思います。
浅草にいく機会があれば是非お試しあれ。
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