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2025年8月12日火曜日

【グルメ】年に一度のお楽しみ!「作り手の愛情」を感じる福島産アスパラガスの旬の味

【この記事のポイント】
・今年も友人から福島の絶品アスパラガスが到着。スーパーのものとは一線を画すその味、まずはシンプルに塩茹でで堪能。さらに胡麻和えで和風にアレンジし、その美味しさを再発見です。



今年もまた、嬉しい贈り物が届く季節がやってきました。

福島出身の友人から、毎年送ってくれるアスパラガス。
ただ見た目が立派なだけでなく、味も香りも格別なんです。

年に一度のこの便り、いつも心待ちにしているんですよね。


見てください、この太さと瑞々しさ。
スーパーで売られているアスパラガスとは、もはや別物と言っていいでしょう。

作り手の愛情が感じられる、特別な一品。

素材の味を堪能、シンプル・イズ・ベスト




これだけ立派なアスパラガス、まずはシンプルに味わうのが礼儀というもの。
さっと塩茹でにして、いただきます。

根本の方はシャキッとした歯ごたえを残しつつ、穂先は驚くほど柔らかい。
そして噛むほどに、口の中にじゅわっと広がる濃厚な甘みと、爽やかな香り。

これだけで、立派な一品料理です。

ところで、このアスパラガス、原産地は地中海の東部あたりだと言われています。
古代ギリシャやローマでは食用だけでなく、薬草としても重宝されていたのだとか。

ヨーロッパでは今でも、茹でたホワイトアスパラにオランデーズソースをかけて食べるのが春の風物詩。
歴史の長い野菜なんですね。

香ばしさをプラス、和の心で胡麻和えに




シンプルに茹でただけでも十分に美味しいのですが、少しアレンジもしてみましょう。
作ったのは、アスパラガスの胡麻和え。

茹でたアスパラの甘みに、香ばしく擂った胡麻の風味とコクが加わって、これがまた絶品。
ご飯のおかずにも、お酒の肴にもぴったりな味わいです。

「胡麻和え」は、室町時代の料理書にも登場する伝統的な和食の調理法。
一方のアスパラガスが日本にやってきたのは江戸時代、オランダ人によって観賞用として伝えられたのが始まりだそうです。

食用として本格的に普及したのは大正時代以降とのことなので、この「アスパラの胡麻和え」は、日本の食文化の中で出会った歴史的なコラボレーションと言えるかもしれませんね。

今年も旬の味覚を存分に楽しませていただきました。
Hさん、本当にありがとうございました。

最後に



今年も友人から届いた福島の夏の便り。
シンプルな塩茹でで素材そのものの力を、そして胡麻和えで和食との見事なマリアージュを、存分に堪能させていただきました。

作り手の顔が見える贈り物は、やはりスーパーで買うものとは一味も二味も違って感じられます。
最高の味覚、本当にご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】

・農林水産省の統計によると、日本のアスパラガス生産量は佐賀県や長野県が上位を占めることが多いようです。この美味しいアスパラを送ってくれた福島県も、全国で5位前後に入る有数の産地なんだとか。

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