色艶がいいこと、味が濃くて甘いことは例年の如く。
始めて気付いたのは、赤味と甘さには関係はなく、色によらず味はほぼ均一なんです。
ん? 本当は違いがあるものの、黄色っぽいのでも十分に甘いから違いに気付かないだけなのかな。
ところで、「さくらんぼ」ってなぜこの名前なんだろう。
「さくら」は桜? 桜の木に熟るものなの? 「んぼ」ってなに?
疑問に感じた時にネットで調べておきましょう。
まず、「さくら」は桜のこと。
ただしソメイヨシノのような花を鑑賞する桜ではなく、実桜という種類があるんだそうです。
原産地はトルコ近辺で、ヨーロッパ経由で日本に入ってきたのは明治になってから。
有名な佐藤錦は、大正から昭和初に交配を成功させた佐藤栄助さんに因んでつけられているんだとか。
佐藤さんは東根の人、東根はその頃からさくらんぼ栽培が盛んだったんですね。
では、「んぼ」はというと複数の説あり。
「桜桃」の読みが変化した、いや「桜坊」だ、主にはそんなところみたいですね。
「さくらもも」、確かに形は桃に似てはいますよね。
「さくらぼう」、子イノシシの「うりん坊」ように、間に「ん」が入って「さくらんぼう」、「さくらんぼ」。
「うりん坊」も「うりんぼ」と言ったりするので、後者の説の方がしっくりくるかなと。
まぁ美味しければ、そんなことはどうでもいいか。
【今日のワンポイント】
・山形新幹線には、「さくらんぼ東根駅」という駅もあるとのこと。東根は、それほどさくらんぼに密着した街なんですね。
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