福岡出張最終日、この日は少し早起きをして、市場内で海鮮を食べようかなと。
朝から海鮮? と怪訝な顔をする方もいるんでしょうけど、普段より気合が入っている出張中なのでまぁなんとか。
ターゲットのお店は、ホテルから15分ちょっと歩いた福岡市中央卸売市場鮮魚市場にある『おきよ食堂』。
るるぶにも載ってたし、食べログ評価も高いお店、なのでまずは間違いないだろうなと。(←かなり安直だな)
雨が降るなかでしたけど、美味しいものを食べるため、少しぐらい歩いたって大したことないですよね。
市場に到着すると、へぇ、ここにはいくつもお店があるんだな。
漁業関係者っぽい方が行き交うなか、お目当ての『おきよ食堂』は… あった。
ほぉ、昭和22年に創業したお店なんだな。
店内に入ると、お客さんの入りは7割くらい。
朝8時にこれだけ入っているって、まぁ大したものですね。
さて、私ゃ海鮮丼と決めているのでオーダーしよう…あれ、、女将さんは若者となんだか話し込んでいる様子。
いや、若者が一方的に質問をしているだけで、この魚はどこ産ですか? としつこく聞いています。
「市場らしいもの食べたい。」
彼にはそんなこだわりがあるようでしたけど、どうやら地物を食べたいということらしい。
(いやいや、市場ってさ、全国から流通させた魚を扱うところでしょ。)
(例えばさ、豊洲市場に行って、東京湾の魚だけのメニューを探そうったって難しいよ。)
そう教えたくなる気持ちを抑えて、女将さんがこっちを見た瞬間に海鮮丼をオーダーする私。
若者は、その後も様々質問して悩んで、結局はあら炊き定食を頼んでました。
さてと、海鮮丼が運ばれてきたぞ。
ボリューム感よりもネタの鮮度が売り、ヅケにして胡麻が塗してあってと、なかなか面白いですね。
よし、それでは朝から海鮮丼、頂きま~す。
天辺には雲丹とイクラ、これを崩さないようにと。
まずはイカからかな。
パクッと一口で…おぉ、コリっとした食感は新鮮そのもの。
そしてサーモン、ハマチと食べ進めますけど、どちらも脂ののりがよく、ゴマと甘めのタレが魚の味を引き立てています。
そしてご飯はと。
こちらもタレが絶妙で、海苔とゴマがよく合うんですよね。
続いて海老、ボイルですけど風味が強いなぁ。
タコも食感が素晴らしく、他の魚も全て美味、イクラも雲丹もいい風味。
朝からガツガツと、あっという間に完食。
いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。
そうそう、若者のところに運ばれてきたあら炊き定食も美味そうだなと思って見ていたら、若者、運んできた外国人の店員さんに「これ、どこ産ですか?」と。
(ねぇねぇ、さっき女将さんが地物だと言って、それでこれを選んだんじゃなかったっけ?)
忘れてしまったのか、どこまでもこだわりを持っているのかはよくわからずでしたけど、朝からツッコミどころ満載の一コマだったなと。
海鮮丼は1,800円と少々高め。
胡麻ブリやハモ天、アジフライなんかも美味しそうだし、値段が半分というのは素晴らしいですね。
また来る機会があるかはわからないものの、機会があれば食べてみたいなぁ。
おきよ食堂
092-711-6303
福岡市中央区長浜3-11-3 市場会館 1F
営業時間 6:00~14:00、18:00~21:30
定休日 日
0 件のコメント:
コメントを投稿