もうあれから2ヶ月近く経過するのか。
広島日帰り出張で、駅で買い物できたのは15分ばかり。
夕食を選んでいたら、買い物の時間はもうなく、自分用のお土産を選ぶのが精一杯でした。
まずは、広島といえばもみじ饅頭。
広島の人がどれだけ食べるのかは疑わしいものの、定番といえばこれですね。
定番といっても、普通のもみじ饅頭では面白くない、今回はメープルチョコレートにしてみました。
ミルク、ホワイト、スイートの3種類、どれも美味しそうですね。
これはミルクを手で割った写真。
中に入っているのはチョコレート餡で、チョコレートと餡子の微妙な境目にある味。
コーティングのミルクチョコも甘く、沢山食べられるものではないものの、洋菓子に進化したもみじ饅頭というのは面白いです。
そして名前に負けた一品、「煙にまかれて」。
正体は穴子の燻製なんですけど、この名前、何か色気があるじゃないですか。
「煙に巻く」は胡散臭い。
でも「まかれて」という平仮名は、半ば諦めというか、心地よさが漂う語感。
後ろに長音と音符をつけて、「煙にまかれて~♪」とすればこの感覚をわかって頂けるかなと。
そんなに真面目に生きなくたっていいじゃないか。
毎日楽しく、冗談交じりで軽くやっていこうよ。
…
ん? 商品名一つに何でこんなに想像してしまうんだろう。
よくわからないものの、心打たれるパッケージだったことは間違いなし。
お味はというと、これは本当に美味いんです。
しっとりとしたオリーブオイル漬け。
穴子はふっくらフワフワ、口の中いっぱいにスモークの薫りが広がって、柔らかい身はとろけてしまいそう。
あまりにも美味しいオイルなので、タコの刺身にワサビと塩で味付けをして投入。
これも高級なカルパッチョのようで美味い!
スモークの風味がついたオリーブオイルって、に合わせても美味しいです。
そしてお次は商品名が別の意味で凄い。
「広島のかきを食べてみんさいや ほんまにうまいんじゃけー」だって。
これは長い!
商品名の世界最長記録に認定された…というのは嘘ですけど、ここまで長いのは初めて見た気がします。
しかもメッセージが伝わりやすい。
文意は明らかに広島外の人向け、売り手の広島弁に地元愛を感じます。
決して売り口上ではなく、本当にそうであると思って素直に表現された言葉で…
う、また想像力が機能し始めた。
ネーミングに脳が刺激を受けたのか、ついつい饒舌な語りになってしまいますね。
いかん、いかん。
客観的に、味を表現しましょう。
真空パックになっているせいか、思いの外、固いんですよね。
口に含んでいると少し柔らかくなって、噛むと牡蠣の風味がジュワッと。
しかもさすがは広島の牡蠣、風味や旨味が強いんです。
日本酒にはぴったりの味わいで、ほんまに美味いんじゃ。
上記とは若干違うけど…
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