本土寺での紅葉狩りの後、せっかくなので、北小金駅周辺の歴史を観ていくことに。
去年は本土寺に近い小金城趾を歩いたので、今年は駅の南側に行ってみました。
駅近くのスクランブル交差点には、小金宿の看板。
江戸時代に水戸街道の宿場町があったとのこと、そういえば、本土寺の近くで宿場関連の建物を見た記憶もあります。
暫く歩くと国道6号、根木内の交差点。
ここから見える高台がかつて根木内城だった場所です。
城郭は国道6号で分断され、城の北西側は宅地化で消滅。
南東側の一部が歴史公園として保存されているとのこと。
城主は高城家で、小金城に移る前にここ根木内城を本拠地としていたようです。
空堀を渡る土橋も残っていて、当時の姿を朧げに想像できます。
でもここをで敵を食い止めるって、それほど容易なものでは無かったんじゃないかなと。
曲輪は野球場程度の面積、これが6個あったというのだから、かなり大規模な城だったんでしょう。
高城家は小田原征伐で改易となったらしいですけど、往時は結構な勢力だったことが伺えますね。
次に向かった先は江戸時代の旅籠、玉屋です。
格子戸が美しい建物、中を観れる訳ではないので、ふ~んと眺めて通過。
北小金駅に戻る途中には東漸寺。鎌倉時代から続く名刹で、立派な門構え、境内はかなりの広さです。
山門も凝った造り、その向こう側の紅葉が美しい。
紅葉の量は本土寺には劣るものの、無料で入れることを勘案すると、こっちの方が紅葉観賞に向いているかも。
このお寺、枝垂れ桜でも有名なそうなので、いずれ観に来てみようと思います。
本土寺で土産に買った饅頭、オーソドックスな味で美味でした。
近くにも、意外な観光スポットがあるものですね。
これからも様々な街を巡ってみます。
0 件のコメント:
コメントを投稿