大磯城なんて聞いたことないですよね。
戦国時代初期、1477年に城主の越後五郎四郎が太田道灌に降伏した、という記録があるぐらい。
越後五郎四郎っていう人も聞いたことないですね。
小田原から近いこともあり、北条早雲の時代に早々と廃城になったのでしょう。
場内もじっくり見たかったんですけど、帰りが遅くならないようにとバスの時刻を確認すると、残された時間は30分弱。
今回は諦めて、抹茶でも飲んでいくだけにしよう。
大磯城山公園の入り口から徒歩3分ほどのところに「城山庵」という茶室があるんです。
ほぉ、入り口の門からして、なかなか風流じゃないですか。
階段を上ったところにある建物、質素で好感がもてます。
建物内にはお座敷もあり、ここでお茶を頂くこともできます。
とはいえ、靴を脱がなきゃいけないし、正座で足が痺れるのも嫌なので椅子席をチョイス。
奥には茶室っぽいところもありました。
歩き疲れた身体には、むしろ昼寝に良さそうな空間。
この和菓子、何ていう名前が付いているんだか。
ちょっとした甘味、消耗した体力を補充してくれます。
抹茶はどこで飲んでも同じ味。
本当は点て方で違うんでしょうけど、残念ながらそれをわかる程の風流さは持ち合わせておらず。
とはいえ、口の中の甘さを適度に中和してくれる渋み。
抹茶もたまにはいいものだと、改めて認識できたお店でした。
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