・師匠の強い勧めで埼玉・飯能の天覧山麓にある人気店『2nd kitchen hama』へ。テレビでも紹介された黒毛和牛ハンバーグを求め、開店1時間前に到着。師匠の交渉術でテラス席を確保し、肉汁溢れる絶品チーズハンバーグを行列を横目に優雅に堪能。
昨日の記事で師匠が「どうしても」と言っていたのは、天覧山の麓にある『2nd kitchen hama』。
人気テレビ番組の「バナナマンのせっかくグルメ!!」でも紹介されたことがあるお店。
私もその放送を見た記憶があります。
人気店なので入れないんじゃないか?
いや、でもテレビでやったのは、もう何ヶ月も前の話。
そろそろ落ち着いているんじゃないか。
そんな淡い期待と不安を胸に、お店へと向かいました。
師匠の"推し"がもたらした、奇跡のテラス席
お店に到着したのは、10:00少し前。
開店は11:00なので、さすがに早過ぎるでしょ。
お店のスタッフの方々も、これから始まるランチタイムの仕込みで一番忙しい時間帯のはず。
相手にしてはもらえないだろうなと、私は思っていました。
でも、師匠は違ったんです。
店の前で仁王立ち、その無言の圧力(?)にお店のスタッフの方が出てきてくれました。
「申し訳ありません、本日は予約で満席でして… ただ、テラス席であれば、ご用意できます。」
「ありがとうございます!では、そのテラス席に、今から座って待っていてもよろしいでしょうか?」と師匠。
「ええ、お掃除などが入るかもしれませんが、それでもよろしければ…」
「構いません!」
見事なまでの師匠の交渉術、その強い"推し"に心から感謝です。
黒毛和牛への期待と、嬉しい心遣い
席も確保できたので、時間までゆっくりとメニューを眺めます。
なるほど、やはりこのお店のおすすめは、黒毛和牛のハンバーグなんだなと。
黒毛和牛とは、日本に古くからいる在来種をもとに、改良を重ねて生まれた肉専用種。
そのきめ細やかで柔らかな肉質と、美しい霜降りが特徴の日本が世界に誇るブランド牛ですね。
そうこうしているうちに、お店の方が水まで持ってきてくれました。
リュックを背負ったハイキングの服装、おそらく喉が乾いているだろうと察して頂いたんでしょう。
まだ開店前だというのにこの心遣い、本当にありがたい限りです。
10:30を過ぎると、店の前にはちらほらとお客さんが集まり始めて、あれよという間に行列ができていきます。
我々が到着した時間は、お店の方にもまだ心の余裕があったようで、そのタイミングの良さもラッキーでした。
そして11:00前、まだ開店していないのにオーダーまで取りに来てくれるという神対応。
私も師匠も、迷わず「チーズハンバーグ+パン・スープのセット」(1,800円)をチョイス。
私はもちろん、ビールもつけてもらいました。
行列を横目に、至福のランチタイム
まずはビールが到着。
まだ行列に並んでいる他のお客さんの視線を感じながら飲む、開店前の一杯。
少しだけ申し訳ないような、でもそれ以上に優越感に満たされた最高のひととき。
お疲れさまでした、乾杯!
な〜んて考えながら撮った1枚、ピンボケなんですよね。
ハンバーグも、開店とほぼ同時に運ばれてきました。
熱々の鉄板の上で、ジュージューと音を立てるその姿、たまりませんねぇ。
よし、それでは頂きましょう。
まずはハンバーグを一口、うん、こりゃ美味い!
黒毛和牛100%だというパティは、肉の旨味がとにかく濃厚。
それでいて後味は決してしつこくない、これぞ上質な和牛の実力ですね。
こういう洋食の美味しいお店、パンもまた間違いなく美味。
添えられたコンソメスープもハーブの香りが効いていて、なかなかの味わいでした。
見てくださいよ、この断面。
ナイフを入れると、中からキラキラと輝く肉汁が滝のように溢れ出してきます。
そしてその上には、とろりと溶けた濃厚なチーズ。
この肉汁とチーズがデミグラスソースと一体となって、口の中に流れ込んでくる。
まさに、幸福の三重奏です。
付け合わせで面白かったのが、このフライドポテト。
よくある細長くカットされたものではなく、ジャガイモを平面に潰した塊のまま揚げてあります。
表面はサクサクカリカリ、中はホクホクと柔らかい。
この食感のコントラストが実に見事。
最後に
というわけで、師匠の強い推薦で訪れた、『2nd kitchen hama』。
その味はもちろんのこと、開店前の我々を温かく迎え入れてくれたお店の方々のホスピタリティにも心から感動です。
この素晴らしいお店に連れてきてくれた師匠にも、改めて感謝。
いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。
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