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2025年9月13日土曜日

【グルメ】「辛くしてください」と頼んだ結果が… 町中華ランチで受けた花椒の洗礼!

【この記事のポイント】
・お盆期間中の午後出社前、地元の町中華『大上海』でランチ。初めて「辛口」で注文した麻婆豆腐は、喉を直撃する花椒の痺れに思わず咳き込む一幕も。大将の優しさ(てんこ盛りご飯)に助けられつつ、本格的な辛さの奥にある旨味を堪能。


午後から出社というとある日。
地元のJR下総中山駅あたりでランチを食べてから行こうかなと。
世間はお盆休み、個人経営のお店は閉まっているところも多いなか、あそこならきっとやっているだろう。
そんな信頼を寄せて向かったのは、町中華の『大上海』でした。

期待を裏切らない、地元の頼れる町中華



過去に何度も訪れているおなじみのお店。
定休日以外は、いつも元気に営業している印象が残っていたんですよね。
この日もその期待を裏切らず、店内に灯りがともっているのが見えてホッとします。
後で時計を見て気づいたのですが、この時まだオープンの11:30前。
にもかかわらず、嫌な顔一つせず、温かく迎え入れてくれた大将には本当に感謝。

そんな時間なので、店内に先客は誰もおらず。
貸切状態で2人用座席に陣取って「麻婆豆腐定食」を注文、すると大将から意外な一言。
「辛さは、普通でいい?」
え、辛さを選べるなんて、今まで知らなかった。
そう聞かれてしまうと、つい本性が出てしまうものですよね。
「できるだけ、辛くしてください」と。
あ、言っちゃった…
この後、汗だくで出社することになるというのに、あえてここで辛いものを食べる必然性は全くもってないんですよね。
でもまぁせっかくの機会。
『大上海』の「辛口」がどんなものなのか、楽しませてもらうじゃないですか。

喉を直撃!辛口麻婆豆腐との戦い



待つこと5分。
手際よく、麻婆豆腐定食が運ばれてきました。
主役の麻婆豆腐は…うーん、確かにいつもより少し色が濃い気もするけど…
見た目では大きな違いは分からないですね。
よし、それでは頂きましょう。
まずは玉子のスープ、塩加減もよくいつもながらの美味しさです、

続いて付け合わせのいんげんの炒め物。
シャキッとした歯ごたえを残しつつ、油でコーティングされたいんげん、ニンニクの香りと塩気が絶妙に絡む。
うん、これだけでご飯が進んでしまう名脇役。

さて、いよいよ本丸、辛口にしてもらった麻婆豆腐を一口。
ん、舌の上ではあんまり辛さは感じないな…と思った瞬間、うっ、喉にきた!
花椒の粒か何かが、喉の粘膜にダイレクトに付着したようです。
何ともいいようのない刺激、思わずゴホゴホと咳き込んでしまいました。
カウンターの向こうから、大将が「辛いから、ゆっくりね」なんて声をかけてくれます。
いや、これは辛いというより喉への物理攻撃だ。
この喉への奇襲を何度か耐えて慣れるのを待つのですが、なかなかその時はやってこず。

救世主、てんこ盛りの白米



こんなピンチを救ってくれるのが、白米の存在です。
大将も私のこのリアクションを予測していたのか、ご飯をいつもよりてんこ盛りにしてくれていました。
ご飯を一口、二口と頬張ると、ようやく喉の刺激が和らいできました。
よし、ここからが、この麻婆豆腐をじっくりと味わう時間。
辛さと痺れの奥にある、豆板醤のコクとひき肉の旨味。
そしてふるふるとした豆腐の優しい甘み。
これらが一体となって、白米との最強のコンビネーションを生み出します。
ご飯で口の中をリセットし、また麻婆豆腐を頬張る。
この無限ループ、たまりませんねぇ。
最後の方は、もう辛さを感じなくなるほどの美味しさでした。

さて、熱い戦いは終わり。
セットの杏仁豆腐でクールダウンです。
本格的な味わいの麻婆豆腐、ご馳走さまでした。

最後に


というわけで、いつもの町中華で体験した、ちょっと刺激的なランチ。
大将の問いに、つい脊髄反射で「辛口で」と答えてしまった自分に少し反省。
でもそのおかげで、この店の麻婆豆腐の新たな一面を知ることができたのも事実。
ご飯を大盛りにしてくれた、大将の優しさにも感謝です。




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