・息子が持ってきてくれたふるさと納税返礼品の「芝海老」。80匹以上というボリュームに驚きつつ、一気に唐揚げにして冷凍保存する作戦に。まずはシンプルに塩ダレで、後日はエビマヨにアレンジして、その万能な美味しさを堪能しました。
息子が取り寄せて、量が多いのでと持ってきてくれたふるさと納税返礼品の「芝海老」。
これが我が家に届くまでには、ちょっとしたドラマがありました。
近くの歯医者に通っている息子。
「今日、芝海老持っていくね」と連絡があった後、「あ、忘れた…」。
そして後日、またしても「今日も芝海老、持ってこなかった…」と。
二度あることは三度ある、とは言いますが、さすがに三度目は許さん。
「芝 海老男。次は忘れんなよ」と念を押したところ、ようやく我が家にやってきたというわけです。
これを三顧之礼という… のは適切なのかどうか。
圧巻のボリュームと、揚げ物大作戦
ずっしりと重かったパッケージを解凍してみると…
うわっ、これは結構な量だなあ。
一匹ずつは小ぶりですが、数がすごい。
これを少量ずつチマチマと料理するのは、いかにも面倒。
よし、ここは一気に油で揚げてしまい、冷凍ストックしておくという作戦をとることにしました。
妻と二人で手分けして、ひたすら芝海老を揚げること暫し。
数えてみれば、全部で80匹以上はありました。
こうして一度火を通しておけば、必要な分だけ取り出して、おつまみにしたり料理の具材にしたりと便利なんですよね。
まずはシンプルに、揚げたての味を
さて、まずは揚げたての味見と、この日のワインのお供に。
味付けは、リケンの「くせになるうま塩ドレッシング」をさっと絡めるだけ。
よし、それでは頂きましょう。
一つ口に放り込んで… うん、これは美味。
サクッとした軽やかな衣を噛み締めると、中からプリッとした芝海老の身が現れます。
小さいながらも、その身には甘みと旨味がぎゅっと凝縮。
そして、何より素晴らしいのが、殻ごと揚げていることによる香ばしさです。
この香ばしさが、海老の風味を一層引き立ててくれる。
塩ダレの塩気とニンニクの風味がまた絶妙で、これはもう、手が止まらなくなるやつですね。
アレンジ自在、エビマヨという名の幸福
また別の日の食卓には、この冷凍ストックを使って「エビマヨ」。
これもまた、鉄板の美味しさでした。
一度揚げてある芝海老を、マヨネーズベースのソースで和えるだけ。
サクッとした衣に、まろやかでクリーミーなソースがよく絡みます。
芝海老の塩気と、マヨソースの甘酸っぱさのコントラストが、実に見事。
プリプリの食感も健在で、ご飯のおかずとしても、もちろんお酒のお供としても、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
最後に
というわけで、三度目の正直で我が家にやってきた芝海老。
まだ冷凍庫に3分の1ほど残っていますが、次はどうやって食べようか。
豆板醤を効かせて、麻婆海老なんかにしても美味しそうだな、なんて想像は膨らむばかり。
それにしても、こんなに美味しい食材を持ってきてくれた息子には、大感謝です。
「芝 海老男」なんて不名誉なあだ名をつけてしまったことに詫びつつ、美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・「芝海老」は、かつては東京湾の芝浦あたりでたくさん獲れたことから、その名がついたと言われています。上品な甘みと、殻の柔らかさが特徴、江戸前の天ぷらや寿司には欠かせない食材だったとのこと。近年は漁獲量が減って高級食材となりつつあるようですけど、美味しさは今も昔も変わらないんでしょう。
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