本丸御殿を出ると、目の前に「お城の天神さま 三芳野神社 とおりゃんせの唄発祥の地」の看板。
へぇ、ここに「天神さまの細道」があるのか、どれどれ。
この参道がそうらしい。
三芳野神社は川越城内、一般の参拝が許可されたのは限られた日のみだったとのこと。
密偵が一般の参拝に紛れて城内に入り込むことを防ぐため、帰りには厳しい取り調べがあったんだとか。
これが「行きはよいよい、帰りは怖い」の唄になったというのは、本当っぽい話に聞こえますね。
城の南側、小高い丘は富士見櫓跡。
上から見ると、ビルのせいで富士山は見えないものの、遠くにはスカイツリーを臨むことができます。
物見用として有効な櫓だったことが窺い知れる場所。
更に南に歩くこと10分ちょっと、有名な喜多院に到着。
うわぁ、ここも初詣の参拝客でいっぱいだな。
この行列、並ぶ気は起こらないですね。
遠くから手を合わせて、境内を見学することに。
この寺の住持だった天海僧正の木像が納められた慈眼堂。
天海僧正は、元は明智光秀だったという説もある家康の側近。
謎が多い人物とされていますけど、川越にも所縁があったのか。
さぁて、五百羅漢を観ていくかと思いきや、初詣優先のためか拝観お休み。
まぁ仕方ない、ここを観るというのが、また川越に来る理由になりそうです。
家光公誕生の間、春日局化粧の間もあるのか。
江戸幕府誕生期の歴史が詰まった喜多院、じっくり観ると面白そうですね。
川越太師喜多院
埼玉県川越市小仙波町1-20-1
049-222-0859
拝観料 大人400円、小人(小・中学生)200円
拝観・本堂参拝時間 8:50~16:00から16:50(季節、曜日による)
創建 830年
宗派 天台宗
0 件のコメント:
コメントを投稿