モーションウィジット

2026年2月17日火曜日

【IT】M5を待たぬ経済合理性。Mac mini M4を12.5万円で購入、届いた箱の中身に驚愕

【この記事のポイント】
・半導体市場の動向と円安の影響を懸念して、Mac mini M4を購入。同時に購入したモバイルモニターが先に届き、開梱してみたところ商品間違いだったのに驚き。


唐突ですけど、Mac mini M4を購入しました。

Macbook Air M1ユーザーである私がなぜmini M4を購入したのか。
今年の後半にはmini M5が発売されると言われているこの時期にmini M4を選んだのかについて、少々解説させて頂きます。


まず、今使っている Air M1を購入したのは2021年11月なので、4年ちょっと使っていることになります。
ブラウザ検索やブログ記事執筆などの日常用途では快適そのものなんですけど、唯一の問題は一眼レフで撮った写真の現像。
レスポンスが悪いだけでなく、現像ソフトがよく落ちるんです。

Air M1を購入した当初ニこんな問題がなかったのは、使っていた一眼レフがNikon D7000だったから。
APS-Cサイズ1620万画だとRAWファイルも5MB弱、メモリ8GBのAir M1でも快適に動いていました。


様相が変わったのが、一眼レフをα7Ⅳに変えた 2023年1月から。
フルサイズ3300万画素、20MBのRAWファイルだとメモリが不足、それで現像ソフトがよく落ちるようになったんですよね。

あれから3年、だましだましAir M1を使い続けてきたものの、いずれメモリに余裕があるMacに移行しなきゃなと思っていたんです。

メモリ価格のパラドックス:M5を待たぬ経済的合理性



「次世代のM5チップを待つべきだろう」と考えてはいたものの、懸念されたのは世界的な半導体、特にメモリ価格の動向です。

・生成AI向けのHBM(高帯域幅メモリ)需要が激増し、主要メーカーが生産ラインをシフトしたことで、コンシューマー向けDRAMの供給が逼迫。
・2023年末から価格上昇に転じたメモリ市場は、円安の影響も相まって、今後さらなる高騰の予測。

次世代機が登場する頃には、メモリ増設モデルの価格が現在のレンジを大きく超えるリスクが高まっているんじゃないかな。

そんな葛藤の中、1/27から始まったAmazonのスマイルSaleで何気なくmini M4をチェックしてみると…
おぉ、狙っていた24GBメモリ搭載のmini M4、154,800円から144,800円へと1万円安くなっているじゃないですか!

ポイントもつくし、これは明らかにお得。
これは神のお導きじゃないかと、購入を決心した次第です。

加えて、日々の移動で貯めたトリマのポイント20,000円分をAmazonギフト券に。
実質125,000万円程度とお得になったので、デュアルディスプレイ環境を維持するため、10.5インチモバイルモニターも同時に購入です。

物流のバグ:期待の箱の中身は「有機」だった



Amazonの配送は迅速ですけど、今回は少々「イレギュラーな処理」だったのかも。

まず届いたのは、モバイルモニターです。
夜遅くに届けてくれた配送員の方に感謝しつつ、やけに軽い段ボールを開梱、300gちょっとのモニターだからこんなものかと思いきや…



なんと。
箱の中から現れたのは、精密機器ですらない一袋の「有機ココアパウダー」。

当然、私が注文を間違えたわけでもなく、すぐに返品・交換の手続きを済ませました。
気持ちを切り替え、正しいデバイスが届くのを待つというところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・トリマは移動距離と歩数でポイントを貯めるアプリ。動画を観る(放ったらかし)と月1,000円ほど稼げるので、移動が多い方にはお得なポイ活になります。

2026年2月16日月曜日

【グルメ】唐揚げの概念が変わる「白」。大手町の老舗『宮川』、雪塩と肉汁がシンクロする至福のランチ

【この記事のポイント】
・ 11:30オープン直後を狙う「先行者利益」で、大手町の混雑をスマートに回避 揚げ物=茶色という既成概念を覆す「白い唐揚げ」をたっぷりと味わう。


とある出社日。
大手町というビジネスの最前線では、ランチタイムの混雑回避は頭脳戦です。

この日は会社の仲間から「絶対に空いているお店がある」と誘われ、半信半疑でついていくことにしました。
向かった先は、老舗の系譜を継ぐ『やきとり宮川 大手町店』。

11:30の先行者利益と、価格というフィルター



店内に足を踏み入れると、お客さんは数えるほど。

仲間が語るには「11:30オープンなので、12時組が動き出す前がゴールデンタイムなんです」とのこと。
なるほど、立ち上がりのタイムラグを突く、理にかなった戦略です。

加えて、ランチ一律1,500円とこの界隈の相場より一段高い値段、これも落ち着いた空間を維持する要因になっているんでしょう。



3人全員が迷わず選択したのは、名物「白い唐揚げ定食」でした。
よし、それでは頂きましょう。

「白」が証明する純度:雪塩が引き出す鶏の真価





運ばれてきた盆の上で異彩を放つのは、文字通り「真っ白」な唐揚げ。
この白さは、徹底的に管理された「綺麗な油」で揚げられている証左なんだそうです。

さらに、味付けには海水のミネラルを豊富に含んだ「雪塩」を使用しているとのこと。
白にこだわる、淀みのない美学を感じますね。

箸で持ち上げると、ずっしりと重い。
まずは一口、その薄い衣が弾けるクリスピーな食感に驚かされます。

中から溢れ出すのは、閉じ込められていた熱々の肉汁と、鶏本来の力強い旨味。
脂身の甘さを「雪塩」のまろやかな塩気が見事に引出し、後味は驚くほど軽やかです。

ネットでも「唐揚げの概念が変わる」と称賛されている通り、唐揚げ5つというボリュームを最後まで飽きさせないのも見事。
揚げ物特有の重さを感じさせないのは、素材と油の鮮度が極めて高い次元でシンクロしているからなんだなと。



そして、最初は「唐揚げ用のソース」かと思った小鉢の正体は、とろろでした。

このとろろをご飯にかけ、ズルズルとかき込む瞬間の多幸感。
唐揚げのパンチを優しく包み込み、口内をリセットしてくれる、最高の「口直し」として機能しています。

赤出汁の味噌汁もお新香も、一つひとつが納得のクオリティ。
1,500円という投資に対して、十分すぎるほどの満足度を得られたランチでした。

いや〜、これは美味しかった。
ご馳走さまでした。






関連ランキング:焼き鳥 | 大手町駅神田駅東京駅


2026年2月15日日曜日

【ふるさと納税】背身を和洋で完全攻略!飴色のブリ大根と、3日間熟成の「しっとりコンフィ」の衝撃

【この記事のポイント】
・煮崩れしにくい背身の特性を活かした王道の「ブリ大根」と、保存性と食味を両立させる「コンフィ」。和食の伝統からフレンチの技法までを受け止める懐の深い身質を味わう。


昨日の記事では、高知県須崎市から届いたブリの「腹身」を刺身としゃぶしゃぶで堪能した様子をご紹介しました。

本日は、脂が比較的少なく、身質がしっかりとした「背身(せみ)」の活用法について。
素材の特性を活かし、和と洋の二つのアプローチで攻略してみました。

伝統の再構築:ブリ大根から始まる旨味の連鎖





まずは、和食の定番「ブリ大根」から。
脂が適度に抑えられた背身は、長時間煮込んでも身の輪郭が崩れず、煮物には最適な部位です。

作った当日のオカズとして食してみると…

飴色に染まった大根がブリの旨味を余すことなく吸い込み、口の中でじゅわっと解ける至福。
背身ならではのしっかりとしたブリの食感は、甘辛い煮汁と絶妙なコントラストを生み出します。

生臭さは一切なく、ただひたすらに深い滋味が身体に染み渡る、まさに伝統の味。

さらに今回は、ブリ大根が完成した後の煮汁を再利用。
里芋を投入し、その旨味をに吸わせてみました。

ブリと大根のエッセンスが凝縮された煮汁を、ねっとりとした里芋が完璧にホールド。
メインを凌駕しかねない名脇役の誕生、というのは言い過ぎですかね。

保存と洗練:低温で時間を制御する「ブリのコンフィ」





続いて、趣向を変えて洋のアプローチ。
数日後の食卓を見据え、「ブリのコンフィ」を仕込みました。

コンフィのプロセス:
・ブリの切り身に塩を振って余分な水分を出し、ビニール袋にハーブともに入れたオリーブオイルに浸します。
・袋のまま鍋の湯に入れて、弱火でじっくりと加熱、タンパク質が凝固しすぎないように10分。
・そのままオイルごと冷まして味を落ち着かせる、保存性にも優れたフランスの知恵。



冷蔵庫で3日間。
オイルの中で静かに熟成の時を過ごしたブリを、いよいよ実食です。

一口食べてみると…
3日間の熟成を経て、オイルとハーブの香りが身の深部まで浸透、驚くほどしっとりとした質感に進化。
低温調理ならではの滑らかな解け具合とともに、ブリの凝縮された旨味が上品に広がります。

塩気が角を落とし、円熟味を増した味わいは、まさに白ワインを誘う大人の一皿。
保存食としての機能美と、洗練された味わいが同居する傑作となりました。

我ながら、この背身の使い分けは正解だったなと。

刺身で鮮度を、煮物で滋味を、そしてコンフィで洗練を。
一匹のブリがこれほどまでに多様な表情を見せてくれるのは、素材そのものの質が極めて高いからでしょう。

高知県須崎市の皆様、素晴らしい冬の恵みを心ゆくまで堪能させていただき、本当にありがとうございました。




【おまけのワンポイント】
・煮物は冷める過程で味が素材の奥まで定着。一度完全に冷ましてから再加熱するのが、ブリ大根を美味しくする手順ですね。

2026年2月14日土曜日

【ふるさと納税】高知・須崎から届いた巨大ブリ1kg!刺身としゃぶしゃぶの波状攻撃で腹身を攻略

【この記事のポイント】
・ 高知県須崎市から届いた1kg超、40cmのブリ半身。 刺身としゃぶしゃぶの二段構えでまずは腹身を攻略。濃厚な脂と出汁をくぐらせた野菜を家族3人で愉しむ。


12月のカツオに続き、高知県須崎市の1月分「ふるさと納税」返礼品が到着。
今回は冬の王者・ブリです。

家族揃っての大好物、到着を心待ちにしてはいたものの、いざ届いたパッケージを開封してビックリ。

40cmの衝撃:須崎市から届いた巨大な食材





長さにして40cm近く、重量は堂々の1kg。
スーパーで見かける「冊(さく)」の概念を完全に凌駕、こりゃ圧巻の大きさです。

「果たして家族3人で食べきれるだろうか…」

一瞬、そんな不安がよぎったものの、妻と娘に聞くと「こんなの軽い軽い!」と。
よし、それじゃ頑張ってみるとしましょうか。

釣人の知恵:脂を制御する「しゃぶしゃぶ」というソリューション





まずは、最も脂の乗った「腹身(はらみ)」から。
全てを薄切りにし、刺身としゃぶしゃぶの両面待ちで攻めるのが今回の作戦です。

実はこれ、私がかつて釣りでイナダ(ブリの若魚)を大量に持ち帰った際に編み出した処世術。
刺身だけではそうは食べられないものの、熱い出汁にくぐらせることで余分な脂をドロップ、食味を軽やかに変換できるんです。



まずは「刺身」から頂きましょう。

醤油を弾かんばかりの輝きを放つ腹身、まさに冬の海の豊かさを凝縮したかのよう。
口に運んだ瞬間に体温で脂が溶け出し、濃厚な甘みと旨味が舌の上を支配します。

雑味のないクリーンな脂の質に、須崎市の養殖・管理技術の高さがダイレクトに伝わってきます。



そして、主役の「ブリしゃぶ」へと移行。
沸き立つ出汁に数秒泳がせると、表面は白く花が咲いたように霜降り、中心にはレアの食感が残ります。

ポン酢と共に頂けば、適度に脂が落ちた身は驚くほど軽やか、その旨味を吸った冬野菜との相性も抜群。
野菜もブリも際限なく食べ進められてしまう、この一体感こそが冬の家食における最高の幸せだなと。

「食った、食った」と溜息が出るほどの満足感。
素晴らしい素材を提供してくださった須崎市の皆様には大感謝、ご馳走さまでした。

さて、まだ「背身(せみ)」が手付かずのままですね。
これについては、明日の記事で書くことにします。




【おまけのワンポイント】
・脂の乗り切ったブリは、脳の活性化に寄与するDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が魚類の中でもトップクラスなんだそうです。

2026年2月13日金曜日

【ランチ】大手町に11:50の勝機!『みとう庵』小海老天丼セットで愉しむ、ビジネス街蕎麦の良心

【この記事のポイント】
・ 12時のピークをわずかに外す「11:50」が、ビジネス街でのQOL(クオリティ・オブ・ランチ)を左右。立ち食い価格に近いながらも、クオリティは本格派。大手町の地下に息づく「町蕎麦」の良心を愉しむ。


とある出社日、この日は会社の仲間2名と一緒にランチへ。

目指すは『みとう庵』。
神田に本店を構える老舗の流れを汲む、この界隈では貴重な「日常使いできる本格派」の蕎麦屋です。

11:50の勝機と、メニュー名の「構文解析」



ピークタイムの12時を過ぎれば行列になることもあるこのお店、11:50ならまだ空席あり。
4人席にサクッと座れたことに、思わず「早起きは三文の徳」ならぬ「早飯は三文の得」ですね。

さて、注文。
このお店は天ぷらの質にも定評があるんです。

お、メニューの「お得な定食」欄に並ぶ「小海老天丼(1,000円)」。
水戸の歴史ある名店『そばれすとらん つるや』で頂いた海老天の鮮烈な記憶が脳裏をよぎり、よし、今日はこれだな。

この「小海老天丼」、私は小海老の天丼、つまりかき揚げっぽいのかと思ったんですけどね。



届いたのは、そこそこの海老が鎮座するミニサイズの天丼。
どうやら「小→海老」ではなく、「小→天丼」という構造だったんだなと。

まぁ細かいことは気にしないで、それでは頂くとしましょう。



まずは揚げたての天丼から。
茄子、れんこん、そして主役の海老、どれも衣が凛と立っており、職人の手仕事を感じさせます。

海老天は、衣のサクッとした軽快な食感の後に、プリッとした身の弾力が追いかけてくる絶妙な揚げ上がり。
噛みしめるほどに海老特有の甘みが広がり、甘辛いタレが染みたご飯との相性よし。



続いて、真打ちの蕎麦へと箸を進めます。

蕎麦は、端正で凛とした喉越しが特徴の細打ち。
香りは穏やかですけど、噛んだ瞬間に蕎麦粉の力強い風味が立ち上がり、キリッとエッジの効いたつゆが全体を見事に引き締めます。

大手町のビジネス街にあって、立ち食い蕎麦を凌駕するこのクオリティは、まさに専門店としての矜持の現れ。

この蕎麦が、千円札一枚の定食として提供される。
大手町という日本屈指のビジネス街において、町の蕎麦屋のような安心価格を維持してくれていることに深く感謝です。

充実したランチタイムを終え、オフィスへと戻る足取りも心なしか軽やか。
美味しかった、ご馳走さまでした。






関連ランキング:そば(蕎麦) | 大手町駅神田駅新日本橋駅


2026年2月12日木曜日

【グルメ】全国10店舗の希少種『松軒中華食堂』!息子の優しさと正統派醤油ラーメンに救われた休日

【この記事のポイント】
・予定外のトラブル発生。外食を諦めて、牛めしの松屋グループが手掛ける希少ブランド『松軒中華食堂』のテイクアウトで乗り越える。


とある休日、本来なら西船橋の名店『かいざん』で、背脂の浮いたラーメンを妻と息子と啜っているはずだったんですけど…
ちょっとした事故が発生してしまい、急遽、外食を断念して家で食事を摂ることに。

地元・下総中山の駅前にある『松軒中華食堂』にて、息子が買ってきてくれたテイクアウトメニューになりました。

希少性の高い「松屋」の隠れ球:下総中山の幸運



以前も本ブログで書いたことがありますけど、改めてこのお店について触れておきましょう。

『松軒中華食堂』は、牛めしでお馴染みの「松屋フーズ」が展開する、本格中華をリーズナブルに楽しめるブランド。
特筆すべきはその希少性で、全国にわずか10店舗(2025年2月現在)しか展開されておらず、チェーン展開というよりは精鋭部隊のような立ち位置です。

その数少ない店舗の一つが、我が地元・下総中山に存在しているのは奇跡といえるでしょう。



息子が私のために選んでくれたのは、「味玉醤油ラーメン」。

「お店に行けなかったけど、せめて家でもラーメンが食べたいだろうと思って」とのこと。
さすが長年の付き合い、私の食に対する思考回路を完全に理解しているな。

税込みで醤油ラーメン680円、味玉が100円というのは今どきではかなりお得です。



パッケージは、麺・具材とスープが二段に分かれているセパレート構造。
これはテイクアウトラーメンの「伸び」を防ぐための標準的な仕様です。

空腹に負けて、スープの温度を確認せずにドバっと投入してしまいましたが、これが唯一の誤算。
やはり容器に移し替える際には、レンジで再加熱すべきだったなと。



気を取り直して、まずは麺とスープから。

味わいは、奇をてらわない正統派の「東京醤油」スタイル。
鶏ガラベースに煮干しなどの魚介系もふわっと香るスープ、あっさりしていながらも奥行きのある旨味が特徴です。

口コミでも「毎日食べても飽きない」「懐かしさと洗練のバランスが良い」と評されており、中細のストレート麺がこの端正なスープをしっかりと持ち上げてくれます。

麺はつるっとした滑らかな喉越しが心地よく、噛み締めれば小麦の穏やかな甘みが口の中に広がります。
スープとの親和性が非常に高く、鶏ガラと煮干しの旨味を余すことなく口元まで運んでくれる、まさに「名脇役」としての風格です。



続いて、黄金色に輝く味玉。

松屋グループのセントラルキッチンが誇る品質管理の賜物なのか、その仕上がりは極めて安定的。
ネット上のファンからも「黄身の半熟具合が絶妙」「味が中心まで染みていて、スープに溶け出さない固さが最高」と絶賛されています。

醤油の香ばしさと卵のコクが、シンプルなラーメンに重厚な満足感をプラスしてくれました。

スープが少々ぬるかったことだけは、少々悔やまれる。
それでも息子の優しさと『松軒』の確かなクオリティのおかげで、予定変更後のランチとしては十二分に満足のいくものになったなと。

美味しかった、ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・ラーメンのテイクアウト時は、面倒でもスープだけを耐熱容器に移して「熱々」の状態にするのが、美味しくいただくための鉄則。次回は忘れないようにしようっと。

2026年2月11日水曜日

【山登り】筑波の岩場を越えた先に至福!時を止めた売店とお土産、最後はサイゼリヤの合理性に酔う

【この記事のポイント】
・ケーブルカー宮脇駅付近で出会った、時が止まったかのような売店と、家族への「免目」を保つドライフルーツを土産に。つくば駅近くの都会のオアシス「サイゼリヤ」で、ITと高コスパが融合した至福の打ち上げ。


岩場でのつんのめった小さなハプニングを乗り越え、何とか無事に麓まで帰還。
足に疲労感はあるものの、やり遂げた充足感が心地よく全身を包んでいます。

時を止めた売店と、家族への小さな土産





ケーブルカーの宮脇駅近くで、何十年もスタイルを変えずに営業を続けているであろう趣のある売店を発見。
店先に並ぶ新鮮な野菜や果物には強く惹かれたものの、公共交通機関での移動を考えると、今は「軽さ」が正義なんですよね。

そこで、ふと目に留まった「いちごのドライフルーツ」300円を購入。これ一つあるだけで、山を楽しんできた自分に対する家族の視線も少しは和らぐはずですね。

温泉か、帰路か:旅の終わりの時間管理





時刻は15:00を回り、筑波山神社周辺は夕暮れの気配を帯び始めています。

温泉で疲れを癒やしたいところですけど、神社近辺の日帰り入浴はすでに受付終了。
「筑波山温泉 つくばの湯」も候補に上がったものの、ここから徒歩で往復30分。
バスの時間を考慮すると、今日は温泉を諦めるのが賢明な判断でしょう。

「風呂は自宅でゆっくりと」
そう自分に言い聞かせ、我々はつくば駅へと向かうバスに乗り込みました。

都会の合理性と黄金の液体:つくば駅での打ち上げ





つくば駅に到着すると、そこはすっかり都会の装い。
そんな駅前で入ったのは『サイゼリヤ』。
この安定感と利便性は、まさに現代の宿場町と言えるかもしれないなと。



オーダーがスマホ完結というのも、デジタルネイティブな層が多い学園都市・つくばにぴったり。
さっそく注文したビール(364円)が運ばれてきました。

「お疲れ様でした!」と乾杯。
喉を駆け抜ける黄金色の液体が、今日一日の過酷な岩場歩きを最高の思い出へと昇華させてくれます。



おつまみの筆頭は「小エビのサラダ」(319円)。
この価格設定は、もはや驚異を通り越して哲学すら感じさせます。

サイゼリヤがこれほどまでの低価格を実現できるのは、自社農場での種開発から栽培、調理、物流に至るまでを垂直統合した「製造直販型」の仕組みを徹底しているから。
徹底した無駄の排除と効率化を追求するIT的な思想が、一皿一皿のコストパフォーマンスを支えています。

広告費を最小限に抑え、実質的な価値にリソースを集中させる姿勢は、まさに質実剛健そのものです。



続いては、白ワイン(税込100円)。
決して「高級」というわけではないものの、雑味がなく、料理を邪魔しない極めてニュートラルな味わいです。

登山の後の火照った体に、スッと寄り添う「ちょうど良さ」。
これこそが、このワインの真骨頂と言えるでしょう。



そしてメインディッシュは「バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ」(364円)。
希少な水牛のミルクから作られたモッツァレラチーズ、加熱で濃厚なコクと独特の甘みを引き出しています。

この価格でバッファロー特有のミルキーな弾力を味わえるのは、イタリアから自社で直輸入しているサイゼリヤならではの特権。
シンプルなトマトソースがチーズの旨味を際立たせる、価格以上の満足感を得られる逸品でした。

お会計は二人で1,200円ちょっと。サイゼリヤの圧倒的な経済合理性を改めて実感。
歴史ある名山に挑み、最後は極めて現代的かつ合理的な方法で締めるという実に充実した一日でした。

誘ってくれた師匠に心から感謝しつつ、今夜は深い眠りに就けそうです。





【おまけのワンポイント】
・お土産選びも登山の一部。疲れた体に重い荷物は禁物です。今回のようなドライフルーツや、地元の銘茶などは軽量で喜ばれる「登山土産」の定番ですね。

2026年2月10日火曜日

【山登り】男体山は「次回のお楽しみ」。ストックが舞う疲労の下り道で見つけた山ノートと心の対話

【この記事のポイント】
・ 整備された階段から急な岩場へと変化する御幸ヶ原コース。疲労が蓄積し始める後半戦はなかなかの苦戦。約1年ぶりの登山の筋力低下と、師弟揃っての小さなアクシデントに、安全に下りきることの重要性を再認識。


御幸ヶ原でののんびりムードを十分に堪能、そろそろ下山の途につくことにしますかね。

山の格言に「下山するまでが遠足」というのがあるそうですけど、まさにその通り。
気を引き締めて、御幸ヶ原コースへ向かいます。

勇気ある撤退:男体山を次回へ残す選択





御幸ヶ原コースに向かう途中、男体山へ続く階段が伸びています。

山頂までは片道15分、往復でも30分程度。
数字で見ればわずかなものの、今回は無理をせず、登頂を断念することにしました。

師匠の体調と自分の残りのエネルギー、そして帰宅時間からの逆算。
ここは次回のお楽しみにとっておく、これが大人の選択というものでしょうね。



下山に選んだ「御幸ヶ原コース」は、最初は丸太の階段から始まります。

階段とはいっても、一段ごとの高さや踏み面の広さが微妙に異なり、リズムを掴むまでは意外と神経を使うもの。
とはいえ、これほどまでに道が整えられているのは、信仰の山としての歴史と、多くの人に愛されている証拠でしょう。

沈黙の45分:岩場と木の根の迷宮





道を進むにつれ、登山道は表情を変えていきます。

張り出した木の根が網の目のように地面を覆い、片側が切り立った崖になっているエリア。
高い場所が超苦手な私にとって、こうした場所はザワザワするんです。

そして…うわっ、きた…
再び現れたのが「岩場」。

登りの白雲橋コースに比べればまだマシではあるものの、やはり一歩一歩の着地には細心の注意が必要な下り坂。
トレッキングポールを頼りに、膝への衝撃を逃がしながら慎重に、慎重に。

登りの時と同様、この岩場を必死にこなしている約45分間は、一枚の写真も残っておらず。
それだけ足元に全神経を集中させていたんですよね。

中間地点のシンクロニシティ:ケーブルカーと山ノート





ようやく平坦な休憩所に辿り着き、ほっと一息。
ふと見ると、そこには登山者たちが思い思いの言葉を綴る「山ノート」が置かれていました。



頂上にあるものだと思い込んでいたノートを道中で見つける、新鮮な驚きです。

私はこれまで書いたことがないんですけど、書く人と書かない人の性格分析をGeminiにしてもらいました。

「書く人」:物語の共有者・記録者
 ノートを手に取る人は、「今、この瞬間」を外の世界や未来と繋ぎたいという欲求が強いタイプかもしれません。

「書かない人」:完結型・身体感覚の重視者
一方で、素通りする人は「今、ここにある自分」だけで満足できる、自己完結した強さを持っていることが多いです。

ふむ、なるほどねぇ。



休憩していると、遠くからコ゚〜という音が響いてくるのは、ケーブルカーが近づいてくる合図。
タイミングを見計らってカメラを構えると、ちょうど上りと下りの車両がすれ違う瞬間をパチリと。

すれ違うポイントということは、どうやらここは路線の中間地点のよう。
まだ半分… いや、もう半分とポジティブに捉えることにしましょう。

ここまでですでに60分。
下り坂を怖がる私のペースは、標準よりも遅めなんですよね。

蓄積する疲労:師弟を襲う小さな異変





中間地点を過ぎ、再び岩場の下りへ。
先ほどよりは傾斜も落ち着き、写真を撮る余裕あるんですけど、身体のほうは正直でした。



岩場を抜け、あともう少しでゴールかな。
なんていうところで、右のストックがスルッと落下。

今まで一度もそんなことはなかったんですけど、握力と集中力が低下している証拠でしょうね。
約1年ぶりの登山、日頃のウォーキングでは使わない「山の筋肉」が悲鳴をあげているんだろうな。

すると少し先で、「あ、痛!」という師匠の声。
見れば、道に張り出した根に膝をぶつけてしまったとのことです。

幸い大事には至らず。
少し休めば歩けるようになったものの、百戦錬磨の師匠でさえも疲労が溜まっているようです。

そして私の番。
足の置き場を読み違え、トトンと二歩ほど前のめりにつんのめってしまったり。

またしてもストックを放り出してしまったりと、二人揃って苦笑い。
何とか大きな怪我もなく下りきることができ、ホッ一息でした。

なんていうところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・御幸ヶ原コースは、 ケーブルカー沿いのため初心者向けとされますが、岩場や木の根は足への負担が大きく、特に下りでは膝を痛めやすいポイントなんだそう。すれ違う登山客も、息が上がって苦しそうでした。