浜離宮に来たメインの目的は、前の記事に書いた東京大茶会。
でもせっかくだから、庭園内も軽く見ていくことにしましょう。
浜離宮は、元は甲府藩の下屋敷。
甲府徳川家から家宣が6代将軍となり、将軍家の別邸となった後、鷹狩りの場として使われたというのが江戸時代の歴史。
その後も政府の施設として使われ、都立公園としての今日に至っているそうです。
この庭園は復元建造物が多いのが特徴。
ピカピカの鷹の御茶屋は、2018年4月に完成したばかり。
中にも入ることができて、数多くの観光客が観てました。
今日は時間がないので、また今度、空いている時にゆっくり見学しよう。
松の御茶屋も立派なものですね。
あ、松の、か。
だったら手前の松をもう少し被せて撮るべきだったな。
海水を引き込んだ水の景色が美しいですね。
海際にボートで入るのは無料。
波もないので何回も来たことがありますけど、中に入るとこんな綺麗な景色があるんだな。
入園料300円の価値を実感です。
その海際には、将軍お上がり場。
へぇ、陸伝いでも江戸城はすぐそこなのに、将軍は船で来ることもあったんですね。
ここは海中の石垣も垂直になっていて、階段もあるのでボートも着岸できそうな…
本当にやったら無茶苦茶怒られるでしょうね。
今までは、あっちからこっちを見ていたんだな。
海からだと視点が低く、奥行きがわからないんですよね。
花見の季節には、この水面は多数のボートで埋め尽くされるんです。
それをこっちから見るというのも、また違った意味で面白そうだな。
帰り道は、中島の御茶屋経由で。
浜離宮というと、この中島の御茶屋がその象徴なんでしょうね。
御茶屋に行くまでの橋がなんと長いこと。
池は海水とはいえ、波立つことはまずなし。
よって橋が流されることはないでしょうけど、木の傷みを確認したりと、これのメンテナンスって大変なんじゃないかな。
途中の島には太い幹、見事な藤棚。
花が満開になった時は、さぞかし綺麗だろうなぁ。
短時間、しかも他の用事のついででは、とてもじゃないけど見切れないほどの規模。
新橋駅から遠いこともあって、今まで足を運んだことがなかった浜離宮ですけど、なかなか素晴らしいところですね。
って、今更かな。
浜離宮恩賜庭園
03-3541-0200
東京都中央区浜離宮庭園1-1
開園時間:9:00~17:00
休園日:無休
料金:300円(大人)
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