この日浜離宮に行ったのは、「東京大茶会」というイベントを観るため。
今年で10年目とのことですけど、茶会という風流なものには全く縁はない私は存在すら知らず。
誘われたので、というかなり消極的な理由ながらも、新たなことを経験するのは悪いことじゃないですね。
浜離宮に到着すると、おぉ、観光バスまで来ているのか。
外国人もかなりいたのは、茶道も重要な観光資源なんだなと。
英語の解説付きという野点もあったので、主催側も意識しているようです。
浜離宮に入ると、そこここに茶会系のテント。
着物を試着できたり、物販だったりですけど、そのうちの一つに同行者の知り合いがいるとのことで、寄ってみました。
様々なアクセサリーを製作しているとのこと、何とも見事なものです。
へぇ、繊細で美しいものが多いのも、茶道の楽しみ方の一つなんだろうなぁ。
今回参加したのは、高校生の野点。
参加するのも高校生だけかと思いきや、そんな制限はないとのこと。
よし、頑張っている若者を応援しよう。
多少はたどたどしいところはありながらも、立派に進行するのは素晴らしい。
日本の伝統を受け継ぐ志、君達の未来は明るいぞ。
和菓子はカボチャを模したもの、みたいなことを言ってたっけかな。
さすが、いかにも今時っぽい。
抹茶を渡される時、私よりも高校生の子の方が緊張していたような。
2度回していたので、受け取った後も同じく2度回せばいいんだろうな。
お互い、そんなことを聞く余裕も聞かれる余裕もなく。
抹茶は極めて美味しくて、温さの中にうまみが眠っているんです。
味の違いなんて全くわからずですけど、茶を点てる腕なんですかね。
高校生でも、慣れているからいい味に仕上がるんですかね。
結構なお点前でした。
そうだ、器も見るんだっけ。
これは…全然わからないや。
ご飯の茶碗で似たようなものがよくあるような。
風流を解さないのはダメですねぇ。
これがお茶を点てていた道具か。
何をどう使うのかさっぱりわからずですけど、いい色合いですね。
茶道の世界を垣間見た、楽しい経験だったなぁ。
【今日のワンポイント】
・東京大茶会、事前申し込みで当選すれば、茶席にも参加できるらしい。初心者にはちょっとハードルが高いですけどね。
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