さぁて、温泉旅館の夕食、品数豊富で楽しみですよね。
小奇麗なレストランに行くと、一品一品運ばれてくるスタイル、さて、何が出てくるのかな。
楽しみにしながら、早速頂きま~す。
まずは先付け、合鴨に酢の物、豆腐ですね。
酢の物は順菜、この触感は久々です。
合鴨も豆腐も、少し凝った味わいで美味。
お造りはムチッとした食感。
ほどよく寝かしたものであることがよくわかります。
黒毛和牛の味噌鍋。
牛肉の風味が濃いのは黒毛和牛だからなのか、とにかく美味い。
牛肉の出汁がよく出た味噌汁にはうどんを投入、これがまた美味しかったんですよ。
焼き物、黄色いのはモンブラン?
当然そうじゃなくて、鰈を濾した南瓜で包んだものです。
これがこの日のベストだったかな。
鰈の旨味に南瓜の風味が加わって、食べるのが勿体無いなと思えるいい味。
冷やし夏野菜の盛り合わせ。
旬の野菜を薄味で煮て冷やしたもの、ストレートに素材の味が出てこれがまた美味い。
茶碗蒸しはトウモロコシ入り。
すり潰したトウモロコシが入ってる茶碗蒸しなんて初めてでしたけど、これも面白い味でした。
お、まだ来るか。
海老に巻き付いているのはカダイフ、トルコや中東で使われる細い小麦麺だそうで、フランスやイタリア料理でも使われるんだとか。
簡単に言うと素麺をもっと細くしたもの、これで香ばしさが加わります。
ずんだのかき揚げもいい味、これ、家でもやってみようかな。
デザートはオレンジムース、これでお腹は超パンパン。
温泉旅館の丁寧に仕上られた料理、たっぷりと楽しむことができました。
【今日のワンポイント】
・岩沼屋には部屋のグレードや料理で様々なプランがあって、1泊2食付き大人1名14,000~27,000円。今回は最も安い基本会席だったものの、これでも十分満足。
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