苦労して辿り着いた宮城峡蒸溜所、期待通りの面白い場所だったので、この記事にてご紹介です。
宮城峡蒸溜所のガイド付き見学は、9:00~11:30、12:30~15:30の時間帯、30分置きにスタートします。
現地に着いたら、まずはビジターセンターへ。
基本はインターネットからの事前予約制ですけど、人数に余裕があれば予約なしでも受け付けてくれます。
事前予約は3日前まで、すっかり忘れた私は予約なしで11:00のコースに申込。
受付のお姉さん、予約なしでもニッコリしながら受付けてくれました。
名簿をざっとみると、同じ回に受け付けた人の半数弱は予約なしだったようです。
見学開始までは、ビジターセンター内の展示を見て待ちます。
ここに置いてあるものだけでも結構面白く、じっくり見れば30分以上かかると思います。
時間になるとシアタールームに案内されて、そこで宮城峡蒸溜所設立ストーリーと、ウィスキーの製造工程の映像を見ます。
映像も綺麗だし、勉強にもなるなかなかいい映像でした。
11:00のコース、参加者は26名です。
ガイドはまだ学生にも見える女性でしたけど、テキパキしっかりと解説してくれました。
乾燥塔、現在は利用されていないもの、特徴的な屋根が蒸溜所のシンボルになっているんだとか。
レンガ造りだし、美しい建物ですね。
仕込棟では、蒸溜前の糖化・醗酵が行われます。
この段階では、アルコール度数が低いビールのような液体なんだそうです。
そして蒸溜棟、この独特の形をしたタンクの中で蒸溜を2回。
この段階では、無色透明な原酒なんだとか。
そして樽に入れて保存、長年の熟成を経て、まろやかなウィスキーに変化していくんですね。
この樽は匂いを嗅げるようになっていて、右から1ヶ月、5年、10年(だったかな)の変化を感じることができました。
そして最後はウィスキーの試飲。
飲めるのは、竹鶴ピュアモルト、スーパーニッカ、アップルワインの3種です。
ストレートで飲み比べると、竹鶴ピュアモルトの方が刺激的、グレーンウィスキーを配合したスーパーニッカはまろやか。
でも竹鶴ピュアモルトの爽やかな香りは魅力的ですね。
久々にスーパーニッカという言葉を聞いて、社会人になったばかりの頃の飲み会を思い出しました。
その日はしたたか酔っていたのか、「スーパーニッカ」と言えなくなったんですよね。
この日はなぜか「スーカーニッパ」、おかしいとわかって言い直しても「スーカーニッパ」。
一緒に飲んでいた仲間と大爆笑でしたけど、酒の恐ろしさを初めて知ったのはあの時だったかも。
アップルワインは甘いんですけど、氷を入れて飲むと意外にさっぱり。
梅酒代わりに人気が出そうな味ですね。
宮城峡蒸溜所の見学、仙台に行ったら絶対にお勧め。
ただしドライバーは飲めないので、私のように公共交通機関やタクシーで行くか、飲まない運転手を生贄としてバッカスに捧げるか、ですね。
【今日のワンポイント】
・宮城峡蒸溜所のオリジナル商品も多数。車で行けば、これを買い込むこともできるのがメリットかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿