浦安マリーナで天ぷら飲みをしていた時。
クラブハウスの外に出ると、人の良さそうな方がこっちを見ています。
どこかで会った人だったかな。
にっこり軽く会釈すると、我々仲間の一人がその方の釣果について確認。
どうやら陸っぱりで黒鯛を釣っていたようで、30分で3匹釣れたとのことでした。
「え、この近辺でですよね。餌は何を使うんですか?」
「その辺の岸壁にいるカニです。」
確かに地のものを使うのが自然なんでしょうけど、それにしても凄い釣果。
「あ、どうせ全部食べ切れないんで、クーラーから1匹持って行ってくださいよ。」
なぬ、何とも太っ腹じゃないですか。
釣れる自信のある人は、釣果に関して執着なく気前がいいんですね。
丁重にお礼を言って、40cm強の黒鯛を1匹。
せっかくなのでマリーナで半分を刺身で食べて、残りは持ち帰ることにしました。
持ち帰った半身、いいサイズですね。
浦安でこんなにいいサイズの黒鯛が釣れるなんて驚き。
達人ならではの技もあるんでしょう。
調理はと。
新鮮なので刺身をメインに、アラは煮付けにするか。
色気もなくただ盛っただけ、でも新鮮さは伝わるのではと思います。
まだ固さが残っていて、弾力のある噛み応え。
ムッチリとした身には旨味たっぷり、真鯛の刺身と同じ味で堪らない美味。
アラ煮付け、骨が多くて固いので食べ難いものの、味は素晴らしい。
アラから出る出汁がよく効いているからでしょう。
たっぷり楽しめた頂き物。
黒鯛の達人さん、ありがとうございます。
【今日のワンポイント】
・アラ煮煮汁のレシピをメモしておきます。
・酒200cc、水を同量。魚を入れて火にかけて、沸騰したら弱火にして砂糖大さじ5を入れる。
・そのまま10分ほど煮付けて、味醂を大さじ2で仕上げ。
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