木更津港内から「南に移動」と判断したのは、富津岬の南側に行くため。
風は北から、しかも5m以上で安定的に吹いていたので、波を避けるには富津岬の風裏に回るしかないかなと。
富津岬の南も砂浜、ここで午前中いっぱい釣りをしてと。
お昼頃から東風に変わる予報、再び木更津に戻ってくればいいと考えたんです。
マイボートで第一海堡を通過するのは初めて。
戦時中の東京湾防衛用の要塞、一部が崩落しています。
第一海堡と富津岬の間は浅瀬、敢えて危険をおかすことなく、第二海堡との間を通過です。
富津岬の南側、砂浜が続いていて、いかにもシロギスがいる風景。
ここで竿を下ろせばシロギスがガンガン釣れる…はずだったんです。
まずはポイント探しから。
仕掛けを海に投げ込んで反応をみますけど…魚のアタリは全くなし。
おかしいなぁ。
浅いところに移動して再び反応を…ここもダメか。
意外に風が強く、ボートが流されるスピードが早いのかな。
アンカリングして動きを遅くするか…いや、ポイントがわからないのにアンカリングしてもなぁ。
そんな悶々とした悩み、佐貫の観音様は遠くからジッと見守ってくれています。
その後何回か場所を変えても、ただの1回もアタリはなし。
う~ん、これは観音様に与えられた試練なんだろうか…
こりゃダメだな、木更津に戻ろう。
そう決心するまで40分ほど、風もおさまる気配は一向にないし、今日は予報が大外れだなぁ。
でと、木更津に戻るまでがまた一苦労、北上するので向かい風になるんですけど、波が酷くてボートが揺れること。
8ノット程度しかスピードを出せず、木更津に戻るのにも40分ほどかかり、1時間半は全くの無駄になってしまいました。
木更津を過ぎたところでようやく風が弱まってくれたので、アクアラインで最後の一釣り。
風も東向きに変わってくれましたけど、予報よりだいぶ遅かった。
仕掛けを下ろして、すぐに釣れたのが小型のホウボウ。
そしてようやく本命のシロギスも1匹ゲットです。
もう少し粘れば釣れる気配もありながら、今日は荒れた海を走り回って疲れたなぁ。
釣果はまた次回ということで、引き揚げることに。
東京湾も、北と南で随分と様子が違うもの。
特に北風が吹き続いた時は、よくよく見極める必要ありというのがわかった1日でした。
【今日のワンポイント】
・水温22℃あれば、盤州の水深5mにシロギスはいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿