先々週末の自衛隊イベントについて書こうか、それとも日曜日のことにしようか。
記憶が新しいものからの方がいいだろうということで、まずは日曜日午前中、マリーナの安全講習についてです。
毎年この時期に開催されるこの講習では、海上保安庁の方も講師を務めてくれます。
プロのお話だけに現実味があって、年に1度ぐらいは事故予防の意識を強めないとです。
現状、小型船舶免許の保有者330万人、毎年4万人ずつ増加。
ボートは2000隻/年のペースで登録されており、少しずつではあるもののマリンレジャー人口は回復してきているそうです。
一方で、海難事故の状況はと。
海上保安庁第三管区千葉保安部の扱った海難事故、昨年は46件あって、うちプレジャーボート29件。
全国では衝突事故が多いが、千葉は乗り上げが40%を占めるのが特徴だとのことです。
三番瀬や磐洲、内房の岩礁帯など、千葉は浅瀬が多いですからね。
それにしても、年間で46件ってことは週に1件あるか無いか。
多数の船が行き来する場所にも関わらず、意外に少ないんだなというのが正直な印象です。
さぁて、ここからがメインイベント、って訳でも無いんですけど、外に出て落水者救助の実演です。
「はい、飛び込んでください!」
…(ダッパーン)
海に入るのはマリーナスタッフの方。
仕事とはいえご苦労さまです。
まずは救命浮環の投入。
円盤投げの要領です。
上手なタイミングで手を離したものの、弧を描いて落水者から離れた位置への着水です。
慌てているなかだと、これはなかなか難しそうですね。
実際はこうは上手くいかないはずで、トランサムのラダーを使うか、昨年作って常備してあるロープの縄梯子に捉まってもらい引き上げるかでしょう。
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