【この記事のポイント】
・アンテナショップ調達の歴史ある袋麺「昭和40年生まれの鹿児島ラーメン」
・「定義もルールもない」というGeminiのドヤ顔回答に対する知的な理詰めのツッコミ
・スーパーのチャーシュー&メンマで仕立てる自由な一杯と「美味しければ正義」の快楽主義
アンテナショップで買ってきた「昭和40年生まれの鹿児島ラーメン」。
具を何にしようかなと、鹿児島ラーメンの特徴をGeminiに聞いてみました。
『定義もルールもなし』!Geminiが語る鹿児島ラーメンの衝撃事実
「鹿児島ラーメンは「九州で唯一、久留米ラーメン(博多や熊本などのルーツ)の影響を受けずに独自に進化した」という歴史を持っています。そのため、共通のルールや明確な定義(スタイル)がありません。」
… なぬ。
・ベースのスープすらお店でバラバラ
・タレ(かえし)も自由
・麺の太さもお店次第
「これが鹿児島ラーメンだ!」という型がないからこそ、「お店の数だけ、独自の鹿児島ラーメンがある」というのが最大の真実です。
ちょっと待て、これを「鹿児島ラーメン」と括っていいのか?
地名+料理名というのは、一定の形があるものですよね。
ルールが一切ないということは、そもそも『鹿児島ラーメン』という命名自体が成り立たないのでは…
具材で麺が見えない!スーパーのチャーシュー&メンマ特盛り
具材は一応特徴があって、「キャベツ・焦がしネギ・チャーシュー」。
そしてお店では最初に「大根の漬物」が出てくるそうなんですけど…
ここまでの流れで、もう深く考えるのはバカバカしい。
そんな気がしてしまい、スーパーに並ぶチャーシュー&メンマで済ますことにしました。
丼を覆い尽くす勢いで後乗せした結果、もはや下にラーメンが存在するのかすら分からない状態ですね。
よし、まずはスープから頂くことにしましょう。
マイルドな豚骨鶏ガラと中太ストレート麺!美味しければすべて良し
レンゲで一口すすると、まず広がるのは豚骨ベースのマイルドで優しい旨味。
久留米系のギラギラした濃厚豚骨とは一線を画す、鶏ガラや野菜の甘みが溶け込んだあっさりとした口当たりです。
コクがありながらもしつこさが一切なく、後味に焦がしネギのような香ばしい余韻がふわり。
半世紀以上愛されてきた歴史を感じさせる、身体に優しく染み渡るようなスープですね。
次に麺。
喉越しのいい中太ストレート、生麺のようなモチモチ食感です。
中太のストレート麺に優しいスープが程よく絡み、噛むたびに小麦の風味とスープの旨味が口いっぱいに広がります。
スーパーで買ってきた大ぶりのチャーシューをスープに浸して食すと、濃厚な肉の旨味がスープのあっさりとしたコクを補強し、まさに至福の味わい。
シャキシャキとしたメンマの食感も良いアクセントになり、箸の手が止まりません。
「定義がない」という言葉通り、自分好みの具材で自由に仕立てた一杯が、見事に完結していく心地よさ。
定義やルールなんてどうでもよくなる、まさに「美味しければそれが正義」と思わせる一体感でした。
最初にいろいろ文句を言いましたけど、なかなか美味しい一品。
もう少しボリュームがあると嬉しいものの、これはこれでもう一度食べたい味だったなと。
美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
鹿児島ラーメンは、昭和20年代に創業した「のぼる屋」や「こむらさき」がルーツとされ、九州他県とは異なり久留米豚骨の技術伝播を受けずに独自発展した全国的にも珍しいご当地ラーメンです。豚骨に鶏ガラや野菜、干し椎茸などを合わせたあっさりスープ、中太ストレート麺、そして注文を待つ間に「大根の浅漬け」を食べて待つ独特のおもてなし文化が特徴なんですね。



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