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2018年6月16日土曜日

【観光】ポスト濃溝の滝? 「燈籠坂大師の切通しトンネル」

内房の竹岡は、竹岡式ラーメンで有名な地。
他には何もないなと思っていたら、実はポスト濃溝の滝と言われる場所があるんだとか。
 
そりゃ行ってみるしかないなと、車を走らせました。
 
館山道の富津竹岡インターを降りて、国道127号を左折。
ほどなく見えてくるトンネルの手前の左手に鳥居のようなゲートがあります。
 
写真はゲート裏手から国道127号を撮ったもの。
ゲートのすぐ先(=この写真を撮っている場所)に5台ほどが停まれる駐車場があって、ここからは徒歩で行くのがいいでしょう。
 
ん、これがポスト濃溝の滝?
確かにトンネルと聞いてはいたものの、ごく普通じゃないか。
 
確かに手彫りで凄いには凄いけど…
いやいや、このトンネルをくぐった先に本命ポイントがあるんです。
 
おぉ、これか、燈籠坂大師の切り通しトンネル。
写真では狭いトンネルのように見えますけど、車1台が通過できるだけの幅があって、高さは15m近くもあるんです。
 
何でこんなに細長いのか、ネットで調べてみました。
 
「明治から大正と思われる時期に城山の尾根の上り下りが急であったため、竹岡地区と萩生地区の往来を円滑にするために、鋸山の石切の技法を用いて掘られた。その後、昭和初期に切り下げ工事を行い現在の形になった。」(観光情報「観るなび」 HPより)
 
何だか、わかったようなわからないような…
 
こういうことなのかなぁ。
・元々この地にはトンネルがなく、竹岡地区と萩生地区の往来には城山の尾根を上り下りしなければならなかった。
・このため明治から大正期、尾根に向けて傾斜を緩くした坂(石坂)を尾根の両側に掘り、中央をトンネルで繋いだ。(尾根を削らなかったのは、尾根の上が造海城への通路であったため)
・昭和初期、石坂を掘り下げて地面と同じ高さに整えた。
 
文章にすると、やっぱりわかりにくい。
 
明治から大正の石の手彫りでは、城山を貫通するトンネルは掘れなかった。
なので尾根の一部、道路の幅分を上から崩すように掘って、勾配の緩い坂にしたんじゃないかなと。
 
えぇい、何回書いても、わかりにくいものはわかりにくい。
そろそろ諦めましょう。
 
トンネルの中央から、片側には陽の光に溢れる景色。
希望を感じる光景です。
 
そして反対側、影の先には緑。
こっちはこっちで、静けさや落ち着きがありますね。
 
ところで、これが本当にポスト濃溝の滝なのか。
観光客は疎らだし、ブーム便乗に失敗したのかなという印象です。
 
まぁその分、ゆっくり楽しめる場所。
急に人気が出たりする前に、観光しておくのもいいんじゃないかな。
 
 
【今日のワンポイント】
・燈籠坂大師の切通しトンネル、電車でもJR内房線の竹岡駅から徒歩20分ほどで着くので、車がなくてもおすすめ。
 

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