とある日曜日のこと。
午前中に用事が全て済んでしまい、午後は時間が空くことに。
天気もいいし、家にいるのはもったいない。
よし、近場に出かけてみようとネットで発見したのが、船橋市にある御瀧不動尊でした。
え、船橋に滝なんてあるのかな。
ホームページの写真を見ると、滝じゃなく湧き水のようです。
現地までは車で30分ほど。
ショボそうだけど、実際に見てみることにしよう。
まずは入り口。
車通りの多い道路沿い、住宅街の中にぽっかりと空いたような森に続く門。
異世界への入り口のようです。
小径を進んでいくと、3分程歩いたところに弁天池。
水面の反射が弁天堂を照らして、神秘的な妖しさがあります。
立派な仁王門に暫し見入っていると、あれ、すぐ横に石組みがあるぞ。
看板には、水行場という表記。
中に入ると、あ、これが御瀧なのか。
竜の口からちょろちょろと流れ出る水。
手水の竜程度の水量ながらも、これが船橋市内を流れる海老川の源流というのにびっくり。
上に立っている仏像は不動尊?
バケツが雰囲気壊してますけど、古代遺跡にいるような錯覚に陥ります。
再び仁王門へ。
見上げると、七福神やら何やら。
これもきっと古い作なんでしょうねl。
水子地蔵も数多くて迫力あり。
これが一斉に動き出してきたら…
余計な想像だとわかりながらも、思わず周囲に参拝客がいるかを確認してしまうんです。
境内は結構広く、本堂、観音堂、太子堂の3つがあります。
太子堂は旧本堂とのこと。
年代はわかりませんでしたけど、かなり古いことは間違いなし。
引き込まれるようなパワーを感じるんですよね。
灯籠も変わった形ですね。
ここにあるものは、何かと雰囲気があって面白い。
不動明王は密教系だったかな。
それらしい様々な妖しさがあって、期待以上の楽しさです。
本堂にもお参りしておきました。
1423年に夢のお告げで木像が出てきて、その掘った後から水が出て滝ができたという言い伝えがあるお寺。
名は知られていないものの、マニアックな面白さはそこここに。
東京からも近いし、神社・寺フェチの方は是非行ってみてください。
住所:千葉県船橋市金杉6-25-1
・駐車場あり
・新京成 滝不動駅から徒歩10分
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