6月最後の土曜日。
多摩川駅近くのフレンチ、「アン ド セ ジュール」にて母の誕生祝い。
多摩川駅には、かつて多摩川園という遊園地があったことをご存知の方がどれほどいるか。
当時の駅名は多摩川園前だったんですけど、多摩川園が閉鎖されてから多摩川になったんです。
な〜んてことはどうでもいいか。
「アン ド セ ジュール」に話を戻しましょう。
席に通されると、メニューには我々の名前と、今日の料理のお品書き。
嬉しい配慮じゃないですか。
まずはアミューズ ブーシュ、フルムダンベールのムースとイベリコのチョリソ。
俗な言い方をすると、ブルーチーズのムースにサラミ、っていう感じですね。
食欲を刺激する絶妙な味。
こいつが無茶苦茶美味しかった、ホタテとズワイガニのテリーヌ。
魚介の旨味がぎっしり、ホタテとカニの風味もしっかり。
これを食べるためだけにでも、この店に行く価値は大いにありです。
佐世保のヒラメのポアレ。
上に乗っているキノコの名前を忘れてしまいましたけど、ヒラメの微妙な風味にかすかな香ばしさをアドオンしてくれます。
付け合わせの野菜はフランスのアスパラガスだそうで、ネバネバ感があって面白い味でした。
肉りょうり、スペイン産イベリコ豚のロースト。
イベリコ豚というと、生ハムのイメージですよね。
ローストにすると肉質は固くて歯応えがあり、噛みしめるとジュワッと旨味が出てくるんです。
ローヌの赤ワインを飲みながら、お店の方と「樽の風味もありながら、フレッシュで太陽のイメージ、昼に飲むにはいいですね〜」なんて会話も楽しんでと。
デザートは、マンダリンのクレームブリュレ。
器が薄いので、焦がした表面が広くて香ばしさを存分に楽しむことができました。
食後のコーヒーを飲みながら、小さなマカロン。
これも美味しかったな〜。
ランチだったので、これだけいろいろ食べても3,800円。
また利用したいなと思えるいいお店でした。
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