覚王山といえば、今時は日泰寺の門前町が有名。
その日泰寺ですけど、建立は1904年と比較的最近のこと。
お釈迦様の骨をタイ(当時はシャム)から頂き、それを奉安するために創られたんだそうで、日本で唯一、いずれの宗派にも属さない全仏教徒のための寺院です。
ここには大昔に一度来た記憶があり、その時の印象は「だだっ広い境内」。
今回改めて入ってみて、やはり「だだっ広い境内」というイメージに変化は無し。
五重塔も立派ですけど、最近のものだけに奥ゆかしさは感じないんですよね。
本堂に入って、これは凄いと思ったのがこのガチャポンおみくじ。
合理的ではありますけど、これで大吉が出てもあまりありがたくないような…
いや、今時の若者にはこの方が親しみがあるインターフェース、かえっていいのかもしれないですね。
毎月21日、この広い境内で弘法大師の縁日が開かれるとのこと。
これだけの広さがあれば、さぞ賑やかな様子になるんでしょう。
山門を出てすぐの左側、千躰地蔵堂にあった風情のあるお地蔵様。
この寺に行き交う人々を長年見つめてきているのでしょうね。
覚王山がお洒落な街と認知されるようになったのはここ15年ほどなんだとか。
日泰寺のタイからエスニック、商店街のレトロ、文教地区のアートをコンセプトにイメージ戦略を展開。
今やデートスポットにもなっているんだそうです。
覚王山アパートがお洒落な覚王山の代表なんですかね。
この狭い建物の中にお店が10軒。
中は撮影禁止でしたけど、女性が好きそうな小物が沢山並んでいました。
ここで紅茶を買ったり、ケーキと珈琲で一休みしたり。
なるほど、確かに風情のある街です。
昨日書いた揚輝荘とセットで楽しめますね。
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