靴下なしなんだから、とっとと家に帰ればいいんじゃん。
いや、そういう訳にはいかないんですよ。
木更津まで来たら、10km程度しか離れていない富津に行って、名物の穴子を食べて帰らないと。
ほら、どうです、これ。
見るからに美味そうな煮穴子丼でしょ。
これを食べたのは富津公園入口の「志のざき」。
美味いんですよ、これ。
9/1からだっけかな。
富津のお店何軒かで、「はかりめ祭」というのをやっているんですよね。
あ、「はかりめ」というのは穴子のこと。
この近辺の呼び方のようです。
祭と言っても大したもんじゃなく、参加店で穴子料理を頼むと小鉢一品のオマケがつく程度。
でもまぁこうやって宣伝されると、久々に美味い穴子を食べたいなと思わせるのは商売上手ですよね。
「志のざき」には10年以上前に来たことがあって、その時に食べた貝の天麩羅丼の美味さは今でも忘れずなんです。
店は富津公園入口の無料駐車場の目の前。
こんな台風の日には誰もいないだろうと思ったんですけど、お客さんの入り6~7割というのは美味しい店だからでしょうね。
これが煮穴子丼、1,100円の全貌。
まずは味噌汁からですけど、いきなりこれが非常に美味い。
航空祭で歩きまわった空腹、冷えた身体に温かい味噌汁だからというだけではなく、ネギの風味が強くて美味いんです。
味噌も特別なのかな。
まずはここで一唸り。
そして本命の煮穴子丼はと。
う~ん。
唸るほどの美味さ。
甘辛く煮た穴子、ふっくらフワフワ感があって旨味たっぷり。
紅しょうがの酸味と辛味、胡瓜のさっぱり感、海苔の香ばしさ。
温かいご飯と一緒に頬張ると、口の中で見事に調和してくれます。
穴子が温かいうちの方が旨味が強いんですけど、一気に食べてしまうのも勿体無いんですよね。
頬張っては頷き、また頬張って頷き。
いや~、美味しかった。
オマケの小皿、近くの席の人が言っていた「イチゴ」という奴かな。
正式にはツメタガイというそうですけど、アサリを食べてしまう貝なんだとか。
これも旨味があってまぁまぁの味。
貝の名産地だけに、美味い食べ方を知っているんでしょうね。
木更津航空祭に行った後にこのお店、我ながら素晴らしい組み合わせ。
また来年も同じパターンにしようかなと。
【5000円以上送料無料】【鮮魚】穴子〈アナゴ〉M1Kg前後、4~5匹前後 |
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