マリーナBBQの翌日、酒が少し残っていた午前中はドラマを観ながらのんびり。
午後になって回復、退屈にもなってきたので、近場に出かけてみよう。
そういえば、西船橋駅近辺を歩いたことはないな。
調べてみると史跡と言われるものが一応あったので、いくつか巡ってみることにしました。
まずは葛飾神社。
千葉街道すぐ近く、でも路地入ったところなので、ひっそりこじんまりとした神社です。
このクロマツが見所で、樹齢400年、江戸時代からあるものなんだとか。
ん?幹周り3.42mは、船橋市内で最も太いそうです。
最も太いと言われても、市内ってだけじゃねぇ。
とはいえ、社殿の内側から力強く伸びる枝ぶりは見事なものです。
歩くこと5分ほど、京成線の線路を超えたところには宝成寺。
成瀬家の菩提寺ですけど、成瀬家なんて普通は知らないですよね。
徳川家康に仕えた成瀬正成、根来鉄砲衆を率いて小田原征伐で功をあげ、この地に4,000石を与えられたんだとか。
その後、関ヶ原、大阪冬の陣でも活躍、大阪城の堀埋め立てにも携わり、犬山城主にまで出世しています。
その成瀬家3代の墓がここに。
この地に残った成瀬家は3代で無嗣断絶、この宝成寺に墓のみがひっそりと残っているんです。
戦国時代の息吹、こんな小さな寺にも残っているのか。
宝成寺を後にして、北に進むこと3分ほど、大きな欅の横には葛羅の井があります。
葛羅の井というのは、鎌倉時代から名泉とされた水とのこと。
水が枯れることなく、渾々と湧き出ているんだそう。
もしかしたら、飲める水なのかな。
う~ん、期待を見事に裏切ってくれる色ですね。
住居に囲まれた小さな池。
蚊が湧いたりだとか、落ちたら危険だとか、近所の人は埋め立てたいでしょうね。
この池の歴史的価値が理解されて、今でも残っているというだけでも凄いかな。
西船橋の史跡巡り、目を惹くものはなかったものの、こんな住宅地にも歴史が眠っているんだということに感心。
また別の街も歩いてみることにします。
【今日のワンポイント】
・地方自治体のホームページをみると、その地の史跡を紹介してくれている。地味なものが多いものの、歩いてみるとそれなりに面白いもの。
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