・阿夫利神社での観光を終え、歴史ある大山ケーブルカーを利用して快適に下山。家庭の平和を守るため、老舗のきゃらぶきと名物ゆず巻きようかんをお土産に購入。
阿夫利神社の観光を終えてと。
時刻はまだ11:30前ですけど、そろそろ帰路につくことにします。
見晴台までの往復でだいぶ元気を取り戻したとはいえ、疲労があるのは間違いなし。
早朝から活動しているし、明日からは仕事なので家で身体を休めるに越したことはないですからね。
ケーブルカーの阿夫利神社駅に到着。
昭和6年に開業したという、実に長い歴史を持つ大山ケーブルカーは、戦時中の鉄材供出による休止という苦難の時代を乗り越えてきたんだそうです。
昭和40年に運行を再開し、再び参拝者の足として復活を遂げたという不屈の路線。
2015年には新型車両が導入され、今も大山の厳しい自然と参拝者を繋ぎ続けています。
ケーブルカーは15分おき、駅舎内で次を待つことにします。
ふと目に留まったのはケーブルカーの模型、「調整中」と書いてあるということは、もしかして動くのかな。
ケーブルカーは山頂側にあるモーターで、一本の太いワイヤーロープを動かす仕組み。
ロープの両端に2つの車両が繋がれており、一方が下るともう一方が引き上げられます。
つまり、井戸の釣瓶と同じ原理でバランスを取りながら動いているんですよね。
自力で登るのではなく引っ張り上げてもらうという、シンプルながらも理にかなった見事な構造。
この模型がどんな動きをするのか、一回見てみたいものですね。
いざ、ケーブルカーでの下り。
中間地点に大山寺駅があり、ここでの停車時に上りと下りがすれ違うというのが大山ケーブルカーの特徴です。
あんなに苦労してハァハァ言いながら登ってきた道のりも、ケーブルカーならトータルでわずか6分。
文明の利器のありがたさ、そして人間の技術の凄さを改めて実感できる一コマでした。
歴史ある参道で、家庭の平和を守るお土産選び
さて、再びこま参道に戻ってと。
山に行ったら、気の利いたお土産を買って帰るのが家庭の不和を起こさないコツですね。
前回買って帰って評判がよかったきゃらぶき、これを求めて大津屋に。
大津屋きゃらぶき本舗は、明治時代から続くという歴史ある老舗の佃煮屋さんで、元々は宿坊として大山詣りの参拝客をもてなしていたという由緒あるお店です。
山の保存食として作られていたきゃらぶきが評判を呼び、専門店へと転身したのだとか。
昔ながらの製法を守り続け、今も変わらぬ味を参道で提供し続けています。
きゃらぶきとは、野生の山蕗を醤油やみりんなどで黒褐色になるまで煮詰めた伝統的な佃煮。
伽羅という高級な香木の色に似ていることから、その名が付けられたそうです。
シャキシャキとした蕗の食感と、山菜特有のほろ苦さが口の中に広がる大人の味。
白いご飯のお供としてはもちろん、日本酒のつまみにも最高なんですよね。
素朴でありながら、山の恵みを凝縮したような奥深い逸品です。
甘いものもあった方がいいだろうと、別のお土産屋さんで購入したゆず巻きようかん。
薄くスライスした柚子の皮羊羹をぐるりと巻いたもの、実は九州の山間部が名産なんだそうです。
甘さ控えめの餡と、柚子の爽やかな酸味と香りが絶妙なハーモニーを想像。
お茶請けとして少しずつ切り分けて食べるのに、ちょうどいいサイズ感ですね。
終わりに
お土産はどちらも日持ちするので、実はまだ食べていないんです。
美味しかったら、また日を改めてブログの記事にしようと思ってます。
これにて、数回にわたってお届けしてきた大山登山のシリーズはおしまい。
予定通りの山頂アタックとはいきませんでしたが、歴史ある信仰の山を歩き、大自然のパワーをしっかりと充電することができました。
最後まで読んで頂いた皆様、どうもありがとうございました。
【おまけのワンポイント】
・ケーブルカーで楽に下山したとはいえ、山歩きで使った筋肉には思いのほか疲労が蓄積しているもの。特にふくらはぎや太ももの前側は、下りの階段や段差で大きな負担がかかっています。帰りの電車に乗る前や、自宅に着いた後のタイミングで、しっかりと筋肉を伸ばすストレッチを行うのがいいらしいですよ。


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